2013年10月14日月曜日

分析014

次回の動画投稿は10月21日(月)前後を目安にお願いします。最終期限は10月28日(月)です。



この動画のファールの打ち方は前よりは良いです。前脚は開いているものの、バットは戻ってきているからです。

とにかく、瞬発的に爆発する感じが大切です。それが出来れば前軸も効いてきます。

この打ち方は、普通にバットを振って打つ感覚が無くなって本物です。
打つんじゃ無くて爆発する感じです。

バットを振って打とうとしている間は、自転車で言うと補助輪を付けて走ってるのと同じです。それを全て無意識に任せて「意識の補助輪を外す」事が大切なのです。つまり、オートマチックの世界に身体を投げ出すという事です。それが、今回は前よりは出来ています。後は、爆発しに行った中で、遅いボールに抜かれた時の対応が重要になります。このとき、意識的に手を操作する感覚も生じますが、それはあくまでも補助輪を外した後の事です。

感覚的には「勝手に爆発する」感じですが、それが起きる原因はやはり意識的に打ちに行った結果なので、へんに力を爆発させるとか抽象的な事は考えずに、あくまでバットでボールを打ちに行く意識が重要です。ただ、そのときに生じる感覚が「爆発」なのです。大きな爆発でも、正確なピンポイントの爆発でも、それはどっちでも良いです。

もっと簡単に言うと、一度、運を天に任せて思い切り打ちに行った後で、どこまで反応で誤差を修正出来るかという事です。

これを最初から全部計算通りに打とうとしてしまうと、打てるものまで打てなくなってしまいます。一度、運を天に任せてこそ、「反応」が使えるようになります。その「反応」を身体に覚え込ませるのも、一つの練習なのです。この「反応」を決して計算で再現しようとしない事が大切です。

そういうテーマで打撃練習(フリー打撃)をすると良いと思います。

そういうスイングさえ出来ていれば、おのずと周囲の打者とはスイングのレベルが違ってくるので、私としては林さんの結果は気になりません。

ただ、まだ打ってから走る姿が、普通の日本人打者と同じなのが気になるわけです。これをなんとか、巻き戻してから走り出す感じにしていかないと、パンチャーでは威力を発揮しきれません。それが出来るようになるためのポイントを前回は挙げたのであって、それは今回もだいたい同じです。

タスキラインの両端の筋肉が引きつけ合うメカニズム上、前脚を開くわけにはいかないのです。そして、それができれば、おのずと巻き戻しが起こります。ここを最重視してください。

いずれにしても、前回よりは良いので、この調子で行ってください。

ポイントは
★スクワットダウンした構えからの瞬発的なスイング
★腕脱力スイングで身体の芯からの力を一気に使う
★巻き戻して終わる事の徹底と、そのための(クラウチング&捻り)素振り
★引きつけて一気に打つ練習

などです。

今回は以上です。






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